軽量ノートPCと一緒に持ち歩くACアダプタは極力軽くしたいので、Lenovo 65W トラベル AC アダプター(4X20H56547)を使用している。さらに軽くしたくて、以前からDARTを狙っていたが、かれこれ2年も待たされると購買意欲は萎えまくり。そこで対抗馬のZoltを購入してみた。
Zolt直販だと99.99ドル(ただしUS国内のみ)なのに、US Amazonではなぜか72ドルで、送料込で9012円、日本にも発送してくれる。5/29に発注して11日後に到着した。Zoltは、Ultra Violet / Electric Orange / Graphiteの3色展開だが、注文時、US Amazonで扱っているのはGraphiteのみだった。
昔から「黒レンガの塊」のようなLenovoやHPの純正アダプタとは違い、海外のアクセサリ商品は、本体のデザインもパッケージングも凝っていて感心する。
本体にはUSBポートが3つあって、最上段のPC専用ポートが65W(19.5V 3.3A および 18.0V 3.6Aに対応)、残り2ポートがそれぞれ12W(5.0V 0.5-2.6Aに対応)給電できるが、Zoltがすごいのは、同時使用した場合は合計が70Wになるように自動調整されること。2・3段目のモバイル機器への給電を優先して、給電が終わったらPC専用ポートへの出力に戻しているとのこと。
単なる「軽量版ACアダプタ」のDARTよりも高機能。
付属のPCパワーチップを見てもわかるとおり、各社Windows系PCのコネクタに対応しており、MacBookシリーズ用のMagSafeコネクタなどはオプション扱いらしい。
近頃のLenovoPCに付属しているACアダプタは、昔に比べるとずいぶんと小型軽量化してきたが、ケーブルも含めた全重量を比較してみると、まだZoltのほうが軽かった。
比較対象:
Lenovo 65W トラベル AC アダプター 4X20H56547
ThinkPad 45W AC アダプター 0B47040
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